お客様紹介 Cycle Shop Grumpy + Créer 西上宏史+西上のり子さん
2016.02.22 お客様紹介弊社のお客様の中から、活躍されている元気な会社・経営者をご紹介しながら、成功している中小企業の考え方や取り組み方をシェアしたいと思います。
今回ご紹介させていただくのは、広島でバイシクルショップGrumpy(グランピー)を営む西上宏史さんと、その奥様である西上のり子さんが営むセレクトショップCréer(クレエ)です。
最初のお二人との出会いは、高知県土佐清水市の大岐の浜。
サーフィンをしに来られていたお二人が、私がSUP(スタンダップパドルサーフィン:大きなサーフボードの上に立ってカヌーのパドルで漕ぎ、波に乗るスポーツ)をしているのを見て、声を掛けて頂いたのが始めでした。
その時はまだ大手自動車会社のエンジニアとして働いておられましたが、その後ご商売を始められ、今ではお二人がそれぞれお店を構えて順調にやっておられます。しっかり者の奥様のり子さんと、笑顔の素敵な旦那さんの宏史さんは、なかなか良いコンビです。
今回それぞれのお店にお邪魔して来ましたので、ご紹介いたします。
Cycle Shop Grumpy/サイクルショップ・グランピー
広島市西区庚午中1丁目18−32ドルミ庚午101
http://www.grumpy.jp
さて、それではお店の中に入ってみます。
入ってすぐにおしゃれなカフェが併設されています。
自転車屋さんの中にあるカフェとは思えない程、本格的でこだわりのお店になっています。
ビールもこだわりの1本が並びます。
当然、エスソプレッソマシンも本格派!入り口からコーヒーの良い香りが漂います。
そして、サイクルショップ内へと進みます。広々としたスペースに様々な自転車が展示されています。
オーナーの西上宏史さん。
話題のファットタイヤも色々揃っています。
丁度この日は、山での試乗会が行われていたそうです。
その他気になる自転車が色々。
折りたたみ式自転車もよく売れているそうです。
オーナーの西上宏史さんとグランピー君。
ロング自転車と、スケボー式リアシートが渋いです。
奥のコーナーには、各種パーツやアパレル類が取り揃えられています。
アパレル類も、よくある体にぴっちりしたレース用だけでなく、街着としても着られるおしゃれなウエアが豊富に揃っています。今後アウトドアギアなども含めて、さらに充実していきたいとのことです。
そしてお店のスタッフ。
良い自転車を永く良いコンディションで快適に乗っていただけるように、メンテナンスやチューニング・サービスには特に力を入れているとのことです。
陽気なスタッフの方々。
一通りお店を見終わった後は、カフェでコーヒーを頂きます。
本格的エスプレッソコーヒーが美味しい!
お客さんも、よくカフェで寛ぎながら、自転車談義で盛り上がるのだそうです。
ちなみにカフェのかわいいおねえさんはサーファーで、よく四国にも波乗りをしに来られるとのこと(ニヤリ)
サイクルショップ・グランピーのオーナー、西上宏史さん。
笑顔の絶えない、大変腰の低い、穏やかな方ですが、お店には西上さんのにこだわりが随所に感じられ、自転車に賭ける想いが伝わります。お客様から寄せられる信頼も大変厚いそうです。
通販も行っているそうですが、やはり対面販売でじっくりとお客様とお話しして、永く安心して使ってもらえる自転車を納得して選んでいただきたいということで、対面販売に一番力を入れているとのことでした。そして定期的なメンテナンスやチーンナップ・サービスも重視していて、万が一故障した時でも、出来るだけ修理して使えるものは修理しながら使っていきたいとのことでした。
使い捨ての安い自転車でなく、フレームの材質から、細かいパーツの一つ一つにまでとことんこだわりを持った、丈夫で永く使える自転車を提供したいというこだわりに非常に感銘を受けました。
そして、次は奥様、西上のり子さんが経営する、セレクト・ショップ Créer/クレエ です。
Créer/クレエ
広島県広島市中区大手町2丁目5-11
はるぜんグラン・リーブ5F
TEL:082-236-9878
営業時間:10時00分〜18時30分
お休み:不定休
あまり大きな看板も出していないし、建物の外からはこんなおしゃれなところがあるとは分からないような、隠れ家的なお店です。
窓の向こうには原爆ドームが見えます。
川の向こう岸には、平和記念資料館と平和記念公園が望めます。
広々としたスペースを贅沢につかった、非常にゆったりしたお店となっています。
スタッフの方も、気さくで物腰柔らかい、チャーミングな方々です。
そしてここにも、こだわりのエスソプレッソ・マシーンが!
こんなことを言ってはなんですが、私、女性の洋服のことはまったくわかりませんので、なんともその良し悪しはわかりません(汗)ただ、そんな私でもよく感じるのは、このお店に漂う「心地良さ」です。
もちろん、「着心地の良さそうな服だなあ」とか、「いい素材を使っていそうだなあ」位のことはわかりますが、それらの商品以外にも、お店のディスプレイであったり、飾られている机やイス・小物類であったり、スタッフの対応であったりする全てがいい雰囲気を創り出していて、なんだかとっても落ち着くのです。
このお店の空間自体が売り物という感じで、恐らくお客様も、商品というモノを買いに来るだけでなく、このお店に漂う心地良さを楽しみに来られているのかなあという気がしました。
実際、お客様の滞在時間もとても長いそうです。
主婦、ママ、経営者の3足のわらじを履くオーナーののり子さんの毎日は超多忙なのだと思いますが、とてもエネルギッシュな方で、すごく魅力的な方です。
自転車ショップと洋服屋さんと、まったく違うお店ですが、それぞれに共通して言えるのは、オーナーの徹底したこだわりです。オーナーの提案するライフスタイルや良い商品が明確で、それらを伝えるメッセージがお店全体に漂っています。だからお店にいること自体が、非常に心地良いものとなっていますし、スタッフ全体にも良いバイブレーションが流れています。
こういうのは目に見えるものではないけれど、お客さんにとってはすごく強く、自然に感じることだし、それがまたお店のコンセプトに合った、同じ価値観を共有する良いお客様を集めているんじゃないかなと思います。
結果としてそれが、お店もお客様もハッピーな、良いビジネスを実現しているのでしょう。
今回も良い勉強をさせていただきました。ありがとうございました!