インターンシップ
2018.09.17 人事労務(採用)
本当に暑かった今年の夏が終わり、
ようやく秋の訪れが感じられるようになりました。
さて、この超売り手市場の中、
企業にとって、
「人材採用」は正に死活問題となっています。
顧問先の経営者とお話していても、
必ず悩み事のトップに上がるのが人の問題。
人の問題は弊社でも最重要課題。
あれやこれや試行錯誤しながらやっています。
そんな中、先月8月後半に、
高知大学の学生が、
インターンシップに来てくれました!
弊社にとっては初めての
インターンシップの受け入れ。
今回のインターンシップは、
『社長インターンシップ』なるもので、
社長のかばん持ちをしながら、
社会体験をしてみようという趣旨のものです。
私も、あえてあれやこれやするのではなく、
お客様との打合せ時に同席してもらい、
実際の私とお客様のやりとりを見てもらうことで、
何かを感じ取っていただくという形式にしました。
もちろんお客様には、
事前に同席の許可をお伺いしましたが、
皆さん快くご了承をいただきました。
この場をおかりして厚く御礼申し上げます。
大学生1年生ということで、
まだ全く社会経験がない学生さん。
挨拶やマナーなど、かなり口やかましく
注意させていただきましたが、
素直な心で受け止めていただき、
1週間のインターンシップ期間中で
みるみる成長していく姿が印象的でした。
お客様との打合せの内容については
正直あまり理解できなかったとのことですが、
良い経験になりました!という言葉を聞いて、
少しはお役に立てたかなと思いました。
時にはお客様にも意見を言わせていただいたり、
厳しくも、良い経験になったのではと感じています。
インターンシップを実施する企業側とすれば、
あわよくば採用へ繋がれば・・・
という期待も込めての話ですが、
インターンシップが即採用へと繋がるわけではありません。
また企業側としては
自社のことを良く知ってもらうために、
できれば1ヶ月以上などの長期で
インターンシップに来てほしい
と希望するのが多いのに対し、
学生側はできるだけ短期で
より多くの企業を回ってみたい
というギャップもあります。
実際、1日だけとか
2・3日の希望も多いそうです。
私は、あくまでもインターンシップは
人材確保のための「種まき」
だと捉えています。
これだけ人材難が進みますと、そのうち
『えっ、インターンシップもやってないの・・・?』
と言われる時代が
遠からずやってくるかもしれません。
また新卒者や求職者に対するPRとしても
悪くないんじゃないかなと思います。
かける労力が0というわけではありませんが、
「インターンシップ」、
一度試してみてはいかがでしょうか?