人手不足を解消!65歳超雇用推進助成金で経験豊富な高年齢者人材を有効活用!
2024.07.24 人事労務(採用)経営情報補助金・助成金資金調達少子高齢化の影響を受け
深刻な人手不足に直面している中小企業様は
少なくありません。
また優秀な人材の獲得競争は激化し
採用コストも高騰しています。
そんな課題の解決策として
注目されているのが
経験豊富な高年齢者人材の活用です。
政府もこの流れを促進するため
65歳超雇用推進助成金を創設し
企業をサポートしています。
このチャンスに助成金を活用して
会社の未来を切り拓きましょう!
◆ 65歳超雇用推進助成金とは ◆
高年齢者が意欲と能力のある限り
年齢に関わりなく働くことができる
生涯現役社会を実現するため
「65歳以上への定年引上げ」
「高年齢者の雇用管理制度の整備等」
「高年齢の有期契約労働者の無期雇用への転換」
を行う事業主に対して助成するものであり
下記の3コースで構成されています。
(厚生労働省HPより引用)
◆ 65歳超雇用推進助成金3つのコース◆
◎65歳超継続雇用促進コース<最大160万円>
・65歳以上の定年引上げや定年廃止
・希望者全員を対象とする66歳以上の継続雇用制度の導入
・他社による継続雇用制度の導入
を行った事業主に対して助成するコースです。
高年齢者が引き続き働ける環境を整え
企業の労働力を安定させることができます。
◎高年齢者評価制度等雇用管理改善コース<最大30万円>
高年齢者向けの雇用管理制度の整備等に係る措置を
実施した事業主に対して助成するコースです。
高齢者の評価制度や職務内容の見直し
労働環境の改善などが含まれます。
これにより高齢者が安心して働ける職場環境が
整い企業の生産性向上に寄与します。
◎高年齢者無期雇用転換コース<1事業者あたり最大300万円/年>
50歳以上かつ定年年齢未満の有期契約労働者を
無期雇用労働者に転換させた事業主に
対して助成するコースです。
有期契約から無期雇用への転換は
高齢者にとって安定した雇用を
提供するものであり企業にとっても
長期的な人材確保が可能となります。
▼詳細は以下リンクをご確認ください。
(厚生労働省)
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000139692.html
◆ 65歳超雇用推進助成金申請の流れ ◆
1)申請窓口で事前相談
2)就業規則や各種計画書の作成・改定
3)申請書等の提出
4)審査のうえ認定
5)支給申請
6)振込み
まずは事前に助成金の利用についての
相談を行い自社の状況に合った最適な助成金の
利用方法を検討します。
次に就業規則や高齢者向けの雇用管理制度の
計画書を作成・改定します。
これには具体的な運用方法や評価制度の整備も含まれます。
準備が整ったら助成金の申請書や必要書類を提出します。
書類漏れがないように注意が必要です。
提出書類が受理されると助成金の審査が行われます。
審査に通過すれば認定がおり計画スタートです。
規定の期間において計画を実行し
支給申請を行います。
実際の費用や取り組み内容を証明する書類が
必要となりますので事前に確認しておきましょう。
最後に
65歳超雇用推進助成金を活用することで
高年齢者の知識と経験を活かしつつ
人手不足を解消することが可能です。
企業の成長と安定に向けて積極的に
この制度を利用しましょう。
▼詳細は以下リンクをご確認ください。
(厚生労働省)
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000139692.html