真剣な挑戦には何かが残る
2019.04.12 経営情報おはようございます。
税理士の白川浩平です。
先日もご紹介した、日経新聞の連載「一歩踏み出すあなたに」。新社会人向けの連載なのでしょうが、私は毎日共感・感動することしきりです。
先日の言葉は、「下町ロケット」などの人気小説で有名な池井戸潤氏。私も大好きな作家で、いつも夢中になって読んでしまいます。
妬みや嫉妬から足を引っ張ったり、商売敵に情けも涙もない非常な仕打ちをしたりと、イヤ~な人がたくさんいる中で、頑張り続ける主人公を描く人間ドラマは、いつも「自分もガンバロウ!」と思わせてくれる爽やかさがあります。
それでも、「ビジネスの世界ではケンカをしたら終わり、多様性の中で生きていることを自覚せよ」、「意見の違う相手に感情的になるのではなく、経済合理性を考え、本当に必要なこと、やるべきことを見つめていく視線が大事」との言葉には、私自身ハッとさせられました。
もうすぐゴールデンウイークがやってきますが、この連休で、私が高知市内で会計事務所を構えて丸4年になります。
凡人の私には、人の2倍3倍頑張るしかないという思いで、私なりに精一杯やってきたつもりですが、正直最初に立てた目標の半分もクリアしていません…。
もちろん、たくさんの方のご指導・援助をいただきながらお客様も増え、ありがたいことにそれなりに評価していただくこともありますが、自分的にはまだまだです。
隣の芝は青いではありませんが外からはよく見えるらしく、頑張ってるねとおっしゃっていただくこともありますが、本当にもう毎日悩みながら必死でやってるだけなんです。
でも、4年間真剣に仕事に向き合い、失敗・挑戦を続けてきたことで、実体験の中でしか得ることのできない何かを、少しずつ掴むことができてきているような気もします。
まだまだ道半ばですが、今後も「真剣な挑戦」を続けていきたいと思った白川でした。