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お知らせ

幸せな高知県民

2019.12.18 経営情報

先日、出張で大阪に行った際、
運悪く帰宅ラッシュの満員電車に
乗り合わせてしまいました。

大阪からの特急電車の最初の30分程は
全く動くことが出来ません。
人息切れのする暑い車内で
上着を脱ぐこともままならず、
脂汗を浮かべながら、
修行僧のごとく
じっとひたすら耐えるのみ。

もう本気で死ぬかと思いました、マジで。

その時思いましたね。
「ああ、なんて高知県民は幸せなんだろう!」

マイカー通勤が基本の高知では
満員電車は存在しません。
朝はちょっと道が混むといっても、
エアコンのきいたマイカーで
音楽を聴きながらのんびり出来る。
ちなみに、
高知で通勤1時間といえば
かなり長い方です(笑)。

思えば、私も若かりし頃は、
神戸の自宅から大阪の職場まで
毎日満員電車で、
片道1時間、往復2時間の修業タイム
を積んでいましたね。
1日2時間×月20日×12か月=480時間
480時間÷24時間=20日間(!)
なんと年間20日間もの時間を
苦行に費やしていたんです!!
新卒から定年まで勤めあげたお父さんは、
もう解脱して僧侶になってもいいくらい。

大都市に住む人にとっては、
長時間の通勤は当たり前のことで、
絶対に避けては通れないものです。
でもこの長時間の通勤で
毎日ストレスを受け、
どれだけ消耗させられることか。

所得が低い、何もないなどと
自虐的になりがちな高知県民ですが、
総合的な生活水準は悪くないですよ。
食べ物は安くておいしいし、
ちょっと足を延ばせば
アウトドア遊びは満載です。
広いマイホームもちっとも夢ではありません。

これだけIT技術が発達してくると、
都会のオフィスに通勤せずとも、
どこでもオンラインで
仕事をすることが可能になってきています。

私の究極の理想は、
季節にあわせて居場所を変え、
どこでも仕事ができるようになること。

そのためにしなければならないことは、
まず第一に、ペーパーレス化。
いちいちコピーをとって
ファイリングするのをやめ、
データ保存に切り替える。
そして紙でのプリントアウトをやめて、
画面上で確認する。

さらに第二は、データの完全クラウド化。
現在事務所内のサーバーに
データを集約させているのを、
クラウド型のサーバーに保存し、
どこにいてもネットにさえ繋がれば
仕事をする環境が整います。

最近出来るだけデータで
書類保存するようにはしていますが、
ついつい紙でのコピーを取って
ファイルしてしまいます。
なんだか紙のファイルがあると安心するんですよ。
そして書類を確認するのも
ついつい印刷して紙でチェックしてしまいます。

いち早くペーパーレス化している人の話を聞くと、
「プリンターを置かなければいい」
と過激なことを言われますが、
それ位しなければいつまで経っても変われない
ということかもしれません。

現在幣社での税務申告書の提出は、
ほぼ電子申告による
データでの申告書提出になっています。
でもちょっと前までは、私自身は
これのやり方がどうしても覚えられず、
スタッフにやってもらっていました。
その後、なんとか必要に迫られて
自分でするようになり、
今では普通にできているのが不思議です。

夏は軽井沢、冬はハワイ、
寒い時期はしなびた温泉宿もいいですね…。
夢の生活を実現するために、
自らに鞭打って進化せねばなりません。