ニュースレター2025年1月号
2024.12.06 ニュースレター人事労務(採用)税務情報経営情報ニュースレター2025年1月号をお届けします!
【主な内容】
◆申告書等の控えへの収受日付印の押なつが廃止
◆マイナンバーカード読取不要でスマホ申告が可能に
◆健康保険証の発行終了に伴う手続きの変更
◆2024年の賃金改定状況を振り返る
◆中小企業の事業承継の意向
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申告書等の控えへの収受日付印の押なつが廃止
国税に関する申告書や届出書など(以下、申告書等)を税務署等へ書面で提出する際、提出した事実や税務署等がいつ受け取ったか確認等するために控えを添えて提出し、その控えに収受日
付印を押なつの上、返送等してもらう実務慣行があります。この押なつが廃止されます。
☆Point☆
◎印の押なつは、2025年1月から廃止される
◎1月以降の書面提出は、正本(提出用)のみを提出
マイナンバーカード読取不要でスマホ申告が可能に
デジタル社会の実現化に向けて、国税の分野でも様々な取組が行われています。
スマートフォン(以下、スマホ)を用いた個人の確定申告(以下、スマホ申告)もその1つです。年々使い勝手が向上していますが、2025 年1月からさらに便利になります。
☆Point☆
◎スマホ用電子証明書に対応
(1)対応できる端末が現状Android端末限定
(2)スマホの利用をやめるときにはアプリから失効手続を行う必要がある
健康保険証の発行終了に伴う手続きの変更
健康保険証の新規発行が、2024 年12月2日をもって終了し、マイナンバーカードを健康保険証として利用登録する「マイナ保険証」の本格運用が始まります。
これに伴い、従業員が入社したときの社会保険の手続きなどが一部変更になります。
☆Point☆
◎2024 年12月2日以降、健康保険証は新規発行も再発行もされない
◎保険診療を受ける際には、マイナ保険証、もしくは資格確認書を利用
◎マイナ保険証について確認
① マイナンバーカードを作っているか
② マイナ保険証の利用登録状況
2024年の賃金改定状況を振り返る
2024 年10月に、賃金引き上げ状況に関する調査結果が発表されました。
ここではその結果から、産業別に2024年の賃金改定状況をみていきます。
☆Point☆
◎引き上げ割合は91.2%
◎改定による人件費の増加に対応するための体質強化が求められる
中小企業の事業承継の意向
新しい年を迎える時期になりました。自社の将来などを検討する経営者もいらっしゃるでしょう。
ここでは、経営者にとって最も重要な判断である事業承継に関するデータをご紹介します。
☆Point☆
◎60歳代の社長が26.2%に
◎設立時期別の承継意向
朝晩の温度差が激しくなり、風邪や感染症などが流行する時期になってきました。
室内の換気や加湿、外出から帰った際や食事の前には手洗いうがいをするなど対策をしっかり行っていきましょう!