【中小企業必見!】助成金と補助金の違いとは?それぞれの特性を理解して賢く活用しましょう!
2025.01.07 ニュースレター補助金・助成金経営を安定させ成長を促進するためには資金調達が欠かせません。公的資金である助成金や補助金を活用できれば事業の推進力となるでしょう。
しかし助成金と補助金それぞれの特徴や違いを正しく理解していないと有効活用が難しくなります。
今回は助成金と補助金の違いを分かりやすく解説し、それぞれの特徴に合った活用方法をご紹介します。
資金調達の選択肢を広げ事業成長の一助としてぜひ活用をご検討ください。
助成金と補助金の違いとは
助成金と補助金はどちらも公的資金であり返済不要(※)という大きなメリットがあります。
しかしその性質や目的、申請方法には違いがありそれぞれの特徴を理解した上で活用することが重要です。
助成金と補助金の主な違いは以下のようになります。
◎目的が異なる
助成金は主に雇用維持や創出、労働環境改善を目的としています。
例えば従業員のスキルアップ研修費用や働き方改革のための設備導入費用などに活用できます。
一方で補助金は新規事業の立ち上げや設備投資研究開発など、企業の成長を促進することを目的としています。
新製品の開発や海外進出、業務効率化などに活用できるでしょう。
◎主な管轄省庁が異なる
助成金は厚生労働省、補助金は経済産業省・中小企業庁などが管轄しています。
厚生労働省の管轄以外の資金は名称にかかわらず、原則として補助金の取り扱いになります。
◎審査の有無が異なる
助成金は事前審査がなく一定の要件を満たせば原則として支給されます。
一方、補助金はきびしい事前審査があり、事業計画の内容や実現可能性などが審査され採択された場合にのみ支給されます。
これらの違いを踏まえ自社のニーズに合った制度を選択することが大切です。
助成金と補助金を効果的に活用することで、事業の安定化と成長を促進できる可能性が広がります。
▼詳細は以下リンクをご確認ください。
【厚生労働省】 https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/joseikin_shoureikin/index.html
【経済産業省・中小企業庁】 https://mirasapo-plus.go.jp/subsidy/guide/
助成金と補助金の活用方法
助成金と補助金はそれぞれ異なる目的や特徴を持っているため活用方法も異なります。
◎助成金
雇用や労働環境整備などに
活用助成金は従業員の雇用維持や新規雇用、労働環境改善などを目的としたものが基本となります。
要件さえ満たせば原則として支給されるため計画的に活用することが可能です。
◎補助金
事業拡大や設備投資などに活用
補助金は新規事業の立ち上げや設備投資、研究開発など企業の成長を促進するための費用に活用できます。
上限金額が高額なものが多くありますが、その分申請書類作成や審査のハードルが高くなりますので専門家のサポートが必要です。
助成金と補助金はどちらも企業にとって有効な資金調達手段となります。
助成金は雇用や労働環境改善に補助金は事業拡大や設備投資に活用することでより効果的に事業を成長させることが可能です。
最後に
助成金も補助金も返済不要(※)の資金として中小企業の経営や成長の強い味方になります。
ただし支給要件があり専門知識も必要になるためご興味のある方は、まずは幣社担当者までご相談ください。
※受給後の進捗報告及び定めに違反する場合、また収益納付による返納が発生した場合は返還義務が生じる場合がございます。