医療機関版ニュースレター2024年10月号
2024.09.05 ニュースレター医療機関版ニュースレター2024年10月号をお届けします!
【主な内容】
◆医療DX推進体制整備加算が3段階に
◆広告可能な医師の専門性に関する資格等を持つ医師数
◆医療機関でみられる人事労務Q&A
『試用期間中に遅刻・欠勤を繰り返す職員への対応』
◆今月の接遇ワンポイント情報
『繊細で心地よい表現』
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医療DX推進体制整備加算が3段階に
2024年度診療報酬改定で導入された医療DX 推進体制整備加算が、10月から3段階に再編されます。 また12月2日に健康保険証の発行が終了することに伴い、医療情報取得加算も見直されます。10月以降の改定内容を確認します。
導入実績によって、より高い点数に
2024年10月より、医療DX 推進体制整備加算は1〜3 の3段階に再編されます(表1参照)。
マイナ保険証の利用実績が「十分」である場合に加算1、「必要な実績」がある場合に加算2、単に「実績」がある場合に加算3となり、マイナ保険証利用率で判断されます。
広告可能な医師の専門性に関する資格等を持つ医師数
ここでは、今年3月に発表された調査結果※から、広告可能な医師の専門性に関する資格等(以下、専門性資格等)を取得している、診療所に従事する医師の数をみていきます。
全体では総合内科専門医が最も多い
上記調査結果から、2022年末時点の専門性資格等を取得している診療所に従事する医師数をまとめると、下表のとおりです。
診療所に従事する医師の6割強が、何らかの専門性資格等を取得しています。
最も多いのは総合内科専門医で、消化器病専門医や眼科専門医などが続いています。
男性は総合内科専門医、女性は眼科専門医
男性医師では、総合内科専門医と整形外科専門医が6,000人を超えました。
女性医師では、眼科専門医が2,000人を超えました。
小児科専門医と皮膚科専門医が1,800人台で続いています。
医療機関でみられる人事労務Q&A
『試用期間中に遅刻・欠勤を繰り返す職員への対応』
Q.当院では、就業規則において、3ヶ月間の試用期間を設けています。
先日採用した正職員に遅刻・欠勤が多く、困っています。
このままの状況が続くと、業務に支障が出るので、退職してもらいたいと考えています。
その際の留意点を教えてください。
事例で学ぶ4コマ劇場今月の接遇ワンポイント情報
『繊細で心地よい表現』
ワンポイントアドバイス
院内では、日常的に患者様に様々な依頼をし、協力を仰ぎながら、仕事を進めています。
その際にどのような言葉遣いをしていますか。
事例では、[書類に記入をお願い]する際、どう表現をすると繊細で心地よい言葉遣いになるのか、考えていましたね。
マギさんの言葉遣い、アイさんの言葉遣い、みなさんはどう感じましたか?
アイさんの言葉遣いは、一見優しく丁寧に問いかけているようですが、言葉の中に否定形が隠れていますので、無意識に相手の否定的な心理や行動を引き寄せる可能性があります。
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