先輩の声【佐々山好史】
先輩インタビュー
佐々山好史
青山学院大学卒業。
県内の金融機関で勤務後、高知市内の大手会計事務所で
キャリアを積んだ、事務所一番のベテラン。
数多くの担当先を持ちながら、相続税などの資産税案件もこなす頼れる先輩です。

Question 01
当事務所にたどり着いた経緯、応募した理由を教えてください。
大学卒業後、金融機関で3年ほど勤め、県内では大きな規模の税理士事務所に入社し15年くらい勤務しました。同僚に誘われて、新たな会計事務所の設立に携わりました。その1年後、興味のあった経営コンサル事業で起業しましたが、お客さまの獲得に苦戦してしましました。 br> そこで就職先を探しているときに、当事務所のHPを見かけてピンときました!HPを読み進めていくうえで、白川先生のバリバリと積極的に活動していく熱意あるところに惹かれて、一緒に仕事をしたいなというふうに感じました。
Question 02
入社したころのお話を聞かせてください。
平成28年4月に入社したのですが、当時はシェアオフィスの一室の小さな事務所でした。来客があると、自分のすぐ後ろ、30センチくらいの所にお客さんが座っているというような小さな事務所でした。この時のメンバーは、白川先生と私の二人でした。先生から複合機にコピー用紙をセットする方法から習いました。それくらいわかるわ!って思いました(笑)

Question 03
入社したころから当事務所は業務効率化を目指して、取り組みを行っていたのでしょうか?
いいえ、全くですね。どっちかというと、アナログに近かったと思います。当時は、複数のパソコンから印刷を同時にかけることもできず、いちいちコードを差し替えたりしてコピーしてた思い出がありますね。モニターも今と違って1つだけでしたし、その時はデスクトップパソコンではなく、ノートパソコンを使っていました。会計ソフトについてはその当時からEPSONを利用していました。でもエプソンの操作方法は習った記憶がないんですよね(笑)掃除の方法とかは習いましたけどね(笑) br> ※先生によると、佐々山さんは入社当時から颯爽と実務をこなしていて繁忙期に現れた救世主だったそうで、実務については教えることがなかったそうです。さすが佐々山さんです!

Question 04
近年は原則、残業なしで17時に全員で退勤できていますが、以前は何時ごろまで勤務されていたのでしょうか?
入社当時は、退勤時間が連日午後9時、10時というのが当たり前でした。それが2年弱続き、そこから先生が午後5時に退勤をめざす!と宣言して、徐々に残業が減っていき、3年前の濱渦さんが入社するころにはすでに定時に(午後5時)退勤できていました。 br> 定時に退勤するための仕組みづくりとして、電子申告の導入やペーパーレス化があると思います。また、午後5時までに仕事を終わらせないといけないという考え方に変わることで、自然と仕事のスピードも早くなったように思います。

Question 05
業務効率化できた要因の一つにペーパーレス化を挙げられていますが、入社当初はどのような作業があったのでしょうか?
それまでは書類を印刷して、お客様の所へ行って説明し、捺印してもらって、資料を3部製本(税務署への提出用、お客様用、事務所保存用の3部)して、その製本を税務署へ持っていき、受付印をもらって、1部はお客様へ控えとしてお渡しするという作業を行っていました。さらに、県外のお客様だと、一度お客様に書類を郵送して、お客様に直接税務署に行ってもらうか、書類を返送してもらっていたので、非常に手間がかかっていました。しかし、事務所の方針や国の施策(税務のシステム化)によって、電子申告などによるペーパーレス化が進み、お客様への訪問時間もだいぶ減少しました。

Question 06
入社当初から、業務効率化の効果などを実際に体感して来られたと思いますが、これまでの流れをどのように感じていますか?
正直なところ、これまで午後9時・10時までやらないと終わらなかった仕事を定時に退勤できるようにするためには仕事量を減らさないといけないので、端折ってしまった仕事も多くあると思います。それによって、十分に一人ひとりのお客様と時間を取って、コミュニケーションを取るなどの部分では、残業していた頃よりは行き届いていないなと感じています。 br> しかし、ペーパーレス化が進むにつれて、無駄な作業や時間が削減されていると大きな実感を得ています。また、入社当初は紙保存が当たり前だったので、まさかzoomでお客様とビデオ通話で報告したり、ChatworkやDropbox(クラウドストレージ)を利用してお客様と連絡や資料のやり取りを行う未来は想像もしていませんでした。</ br> そのころと比べたら、本当に変わったなと感じています。多分、高知県内ではそういう部分ではかなり進んでいるんじゃないかなと思います。

Question 07
業務効率化のために、新しいアプリやソフトの利用が進んでいっていますが、抵抗などはありませんか?
抵抗が見えないだけかもしれません(笑)。でも、この波の最後の方をなんとかついて行って、なんとなく時流に乗り遅れないでいられるので、ある意味助かっている所が多いなと感じます。 Zoomについては、とても便利だなと思います。電話と違って、お客様の表情が見えるので濃いコミュニケーションが取れるなと感じています。

Question 08
以前と比べて、若い職員が増えましたがどう感じていますか?
以前は20代より30代の方が多かった印象があります。 最近入ってきた子たちは、とても生き生きとして仕事をしているなと見ていて感じています。すごく積極的で仕事を吸収していこうとする姿勢が頼もしいし、本当によく頑張っているなと日々感じていますね。 また、過去と比べると先生とのコミュニケーションがすごく取れていて、先生と良い関係性を築けているのではないでしょうか。

Question 09
在宅勤務が今年(令和4年)2月くらいから始まりましたが、その感想を教えてください。
在宅勤務(週2日実施)によってもちろん、通勤時間が無くなるので、気持ち的にも余裕が持てます。また、事務所と違う意味で集中できるという精神的に良いなと思う部分もあります。 実際の仕事自体は、PCの動作が多少遅くなるというデメリットはありますが、事務所で仕事して、自宅で仕事してという感じで良いメリハリがついたかなと思います。 電話、Chatwork、LINEを事務所にいるときはそんなに気にすることはないが、自宅にいると逆に連絡への反応が遅れてしまわないかと気にすることが増えました。なので、在宅勤務の時は自分の携帯と事務所の携帯を両方ポケットに入れて持ち歩いています(笑)。

Question 010
他の会計事務所で働いたことがある佐々山さんから見た、当社の特徴などを教えてください。
業界自体の仕事のやり方が変わってきているので、以前働いていた会計事務所と比較するのはちょっと難しいですね。 br> 事務所によっては、訪問(監査)を中心にしている所があり、訪問中心だと担当できる件数は20件が限界かなと思います。当事務所は、お客様に来所していただくか、オンラインで面談打合せするスタイルが中心なので、定期的に訪問している所は割合少なめという特徴があります。この点では、時間の効率化、生産性を考えた場合、とても効率が良くて働きやすいです。

お客様とのコミュニケーションの濃さは訪問の方があると思いますが、訪問によって築いてきた関係性をどのようにして補っていくかが大事だと感じています。例えば、私が担当している県外のお客様には1度もお会いしたことがないケースも複数あります。先日、5年ほど担当しているお客様と初めてZoom面談したのですが、お顔を拝見したときに、これまで見ていた写真でのイメージや電話での声の印象とは違い、ちょっとびっくりでした(笑)。 br> でも、Zoomによって遠く離れた方とコミュニケーションが取れるようになりましたし、かなりの業務効率化になっているので、訪問の代わりにZoomでも十分補っていけるのかなと思います br> br> また、ある程度の規模のある事務所との違いは所長との距離ですね。大きな事務所だと、所長や税理士が同じ部屋やフロアにいないことがあります。物理的に距離が遠くなるので、基本的にコミュニケーションを取る相手は同じ税理士補助をしているスタッフ同士になります。 br> 大きな事務所のメリットは、人数が多いのでその分様々な情報が入ってきますが、弊社は税務通信などの業界紙や書籍などから、直接自分で意識して、情報を吸収していく必要があります。 br> また、大きな事務所の税理士先生は実務に携わらないため、実務の効率を上げるために新しいアプリやソフトの導入などはなかなか進んでいないかもしれませんね。
Question 11
国税出身の竹田さんが入社してこられましたが、いかがですか?
竹田さんが入ってこられて、いろんなことを教えていただいてとても勉強になっています。 実際に税務当局で現場にいらっしゃった方なので、その人の考え方や見方を直接聞けるというのは、なかなかできないことなので。 税務局で調査官の人に会って、これどうでしょうね?って質問しても、立場所の差支えない範疇でしか回答をもらえないじゃないですか。だけど、竹田さんは今はこちら側の立場でざっくばらんに意見を言っていただけるので、そこの部分はすごく勉強になりますね。

Question 12
佐々山さんからみた代表白川の印象を教えてください。
そうですね。入社したきっかけでもある白川先生のバリバリと積極的に活動していく熱意あるところはすごいなと思っております。厳しい一面もありますが、それも相手の成長を考えてのことです。また、スタッフとよく話しをしたり、ランチなどに誘ってくださるところから、親しみやすい先生だと思います。

Question 13
これから当事務所へ応募される方へ一言お願いします!
当事務所はまだまだ小さな事務所ではありますが、少しずつスタッフも増えてきております。20~30代のスタッフが多く、税理士資格などの資格取得を目指して勉強している仲間がいます。
また、長らく税務処理に携わってきた私や税務署出身の竹田さんがおりますので、教えてもらいやすい環境があります。
働きながら資格取得を目指している方、子育て中の方など、様々な方がチャレンジできる環境があると思います。ぜひ、あなたの挑戦をお待ちしております!
